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釈放の3人は不起訴 茨城・牛久の強盗致死事件(産経新聞)

 茨城県牛久市で平成7年1月、飲食店兼ホテル経営、松田行雄さん=当時(68)=が自宅で両手を縛られて死亡した事件で、水戸地検は15日、強盗致死の疑いで、昨年12月に逮捕された後、処分保留で釈放された千葉県在住の70代男性3人について、嫌疑不十分として不起訴処分とした。同地検の山下輝年次席検事は「客観的証拠に基づいて判断した結果、有罪となる確信は得られず、公判維持は困難と判断した」と話した。

 事件は7年1月17日午後6時半ごろ発生。松田さんが牛久市南の自宅で、両手を縛られ、うつぶせで倒れているのを妻(74)が発見。松田さんは病院に運ばれたが、翌18日に死亡。自宅からは腕時計(約30万円相当)がなくなっていた。

 県警は70人態勢で捜査に当たったが長期化。だが、昨年、捜査関係者に匿名の投書が複数寄せられ、県警は公訴時効まで43日と迫った12月5日、強盗致死容疑で3人を逮捕した。3人は容疑を否認し、同月25日に処分保留で釈放された。

 県警は「時効までに事件の全容を解明できなかったのは無念。被害者のご冥福を心からお祈りします」としている。

 松田さんの長男の衛さん(47)は「時効で見逃してしまうところに不満がある。真相を明らかにするためには時効の壁がある。被害者や遺族を助けられないのはおかしい。時効を撤廃してほしい」と、悔しさをにじませた。

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